宇宙規模で話しましょう。5曲目『木星』
曲紹介の5曲目は「木星」です。(2002年)
おすすめ度 ★★★★☆
テンポ ★☆☆☆☆
失恋度 ★★★☆☆
ジャンキー ★★★☆☆
この曲は4枚目のアルバム「秋 そばにいるよ 」の12曲目に収録されています。
2017/11/24現在、LIVEDVDでは歌われていません。
(LLP9,12のメドレーでも歌われていますが、映像化はされていません。1曲分としても歌っていないのですね)
この曲のポイントは
1.「木星」と「宇宙」を使って2人の距離感を描いた曲
2.くせの強いバラードがやみつきになる?
3.心地よいBGMだが、難しい表現でジャンキー度は高め
1.「木星」と「宇宙」を使って2人の距離感を描いた曲
この「木星」という曲は今まで紹介した曲とは少し違い、テンポがだいぶ遅めなバラードとなっています。
正直言うと、この曲は好きなのですが、内容が詩のようで自分は理解できない部分もあります。(aikoの歌詞ではよくあることですが)
歌詞の内容は説明するのが大変難しいのですが、端的にいうと❛❛距離感の捉え方❜❜を表現しているように思えます。
収録アルバム自体そうなのですが、季節感は秋です。夜長な秋に星を見て考えた曲なんですかね?
あなたい気持ちを伝える為に
全て伝わらない歯がゆさに
2人の時間は宇宙の中でチリの様なものかもしれない
このように、伝えたいけど伝わらない距離感だが、宇宙視点では微塵レベルなんだけど。と、木星はどこにいった?となりますが
始まりも終わりも朝も暗闇も必ず2人で迎えよう
だから話して そしてくたびれてもう一度眠ろう
じゃあね木星に着いたらまた2人を始めよう
このように抽出してみると相手を誘っている歌詞が多いですね。歌詞は若干下向きな感じは否めませんが、また2人きりの世界に行きたいなというニュアンスが感じ取れます。その世界が木星なのかな?と個人的に考えていました(あくまでも個人的な感想です)
2.くせの強いバラードがやみつきになる?
しっとりバラードのこの曲は、他のaikoの曲とは雰囲気が違うと思われる方も多いかと思います。出だしがバイオリンでワルツ調?(音楽素人ですみません)のため、一気に重たい空気感に襲われることは間違いないと思います。暗い曲かと思うんですが、そうさせないのがaikoの歌声ですね。aikoの声だからこそ重すぎる曲にならないんです。特にサビの部分は高音で歌うため、ギャップがまたおもしろく最後まで聞きいてられるんです。
弦楽器が用いられている理由でライブでもあまり歌われないのかもしれませんが、その分他のピアノ中心な曲とは違い、aikoの曲の中でも変わった印象を受けられる方がいるかもしれません。
3.心地よいBGMだが、難しい表現でジャンキー度は高め
先ほども述べましたが、この曲は他のaikoの曲とは違う音色かつ演奏であるため、レアな曲と言えます。
正統派バラードとも言い難いジャンルですので、カブトムシや瞳などのメジャー曲を聞き飽きた方にとってはもってこいの曲だと思います。この曲から聞き始めると癖が強すぎて聞くとこをやめてしまうこもしれません。ジャンキーな方にとってはおいしく繰り返し聞いて歌詞を噛みしめているかと思います(そこまで辿り着くのは容易ではないと思います。。。)
まとめ
歌詞の内容も急に宇宙の話なったりと次元を飛び交いしますので、内容を考えると1回聞いただけではもの足りない。というよりわからないと思う1曲です。
ですので最低10回は聞いてからこの曲の良し悪しを判断して頂けたらなと思います。また、aiko初心者の方はまずシングル曲のバラードを一通り聞いてみてからこの曲を聞いてみたら楽しめるのではないかな?と思います!
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